大地の国

||| 大地の国について
 国土の90%が平野で、その周りをぐるりと巨大な山脈が取り囲んでいる。
 山脈は中心から離れるほど高くなるが、頂上に到達する前に次元が途切れてしまっているので、頂上や山脈の裏側がどうなっているか誰も知らない。

 気候は比較的温暖で、四季は一応あるが季節ごとの気温差が緩やか。
 正式な国名は“ティル・ルフィラン・キオール”。名前が長いので、公の場以外大地の国と呼ばれることが多い。

 現在はこれといった紛争も無く、住みやすい気候と相まって異国から移住してくる人が多い。
||| 登場人物
◆スカイ=ヴィバーナ

髪の色/目の色

トレジャーコンサルタント(お宝専門のなんでも屋)を一家総出で経営している。
気が強く、人に意見を聞くより先に行動に移すタイプ。
面倒見が良いので年下に慕われやすい。
基本現実主義だが、美術品や歴史的価値のあるものに対しては別。
お札を使う召喚術が得意。
苦手なものは工作。なので、美術品の修復作業などは他の家族にまわしている。

コルクとレナの姉。パーカーとコンスタンチとは幼馴染。
◆パーカー=サーナ

髪の色/目の色


武器屋の一人息子。槍術の使い手。
今は冒険者の様なことをしているが、将来武器屋をつもりではある。
美形の部類に入るが、性格上どうしても情けなく見てしまう。
根っからのお人好しで押しに弱く、情にもろい。

母親には頭が上がらない。父親とは良く晩酌に付き合って愚痴を零し合うくらいには仲がいい。

スカイ、コンスタンチとは幼馴染。
スカイのことが好きだが、まともな告白をいまだに一つもしていない。
◆コンスタンチ=E=セイント

髪の色/目の色


元々は貴族出身。
子供の頃、知り合いがいる教会に預けられて僧侶の修行をしていた。
が、その後何故か貧民街で情報屋をやっている。

見た目は穏やかな好青年。中身は周りの人曰く、「どっちかというと、いい奴だけど敵相手には容赦ないよね」
みんなが騒いでいるのを一歩離れて見るのが好き。
防御魔法が得意。他の魔法は並からそれ以下。
やたら、自分の身を守ることに気をつけている。

スカイ、パーカーとは幼馴染。
◆コルク=ヴィバーナ

髪の色■/目の色
よく女の子と間違われるけど、れっきとした男の子。
メインの登場人物の中では一番の常識人で最年少。
常時ツッコミ役。 周りが年上ばかりの中で育ったせいか年齢より大人びているが、年相応にやんちゃな面も。
学校に通いながら、トレジャーコンサルタントの修行中。

スカイとレナの弟。
◆レナ=ヴィバーナ

髪の色は■/目の色
ある古塔で宝箱の中に封印されていたところをスカイの父親に発見され、その後ヴィバーナ家に養女になる。
スカイと同様トレジャーコンサルタントとして活動中。
ちょっと子供っぽいところがあるが、溌剌とした性格とノリの良さから場の盛り上げ役をすることが多い。
若干毒舌家の傾向あり。
見た目に反してメインの登場人物の中で一番力持ち。

スカイは姉、コルクは弟。
◆キリ=ヴィグズ

髪の色/目の色
氷の国出身の冒険者。
勘違いで、スカイ達の仕事の邪魔をして借金までしてしまう。
現在は住み込みで返済中。
性格は短気で単純。
思った事をずばずば言う癖に、人に泣かれるのが苦手。
育った場所が狩猟を生業とする山村だったので、弓やナイフを使うのが得意。

||| その他あれこれ
▼トレジャーコンサルタント

 別名お宝専門の何でも屋。
 基本理念は金銀宝石、名品に珍品なんでもござれ、“お宝”と名のつくものに関して何でも対応します!
 仕事の内容は宝石などの鑑定、古美術の修復、依頼主の欲しい物品の捜索。
 他、経営している人によっては商品を移動する際の護衛や盗まれたお宝の奪還など色々。
 トレジャーハンターから派生した職業で、元はトレジャーハントの合間にやるしのぎや資金調達として始めたものだった。
 トレジャーハンター達からは「お宝手に入らないからって堅実な方に転びやがって」とか、「浪漫が無い」など、あまり良く思われていない。
 よく仕事がかち合うこともあってか、トレジャーハンターとトレジャーコンサルタントは仲が悪い。


▼ファルマール

 スカイ達の住んでいる街。
 他の国に繋がっている大きな転移陣があり、他国との交流が多い。  転移陣が近くにあることから、他国から出稼ぎにきた者が多く住み、色んな種族が入り混じった街となっている。


▼転移陣

 別の場所へ移動することができる魔法陣のこと。
 国ごとに次元が分断されているため、別の国に行く時は転移陣を使わないと行けない。他国に移動するための陣は国が管理しており、利用する時は高額な渡航費を支払うことになる。
 年に一回整備のために転移陣を使えない日がある。その間いかなる理由があっても、転移の魔法は使ってはならないことになっている。


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