風の国
|||風の国について

 国の大部分が砂漠に覆われており、あまり雨が降らないため常に空気が乾燥している。
 正式な国名は“カルーマ=レメ=ルー”だが、風の国と呼ばれることが多い。

 砂漠に点在するオアシスを中心に街や村が形成されている。
 小さな紛争や部族同士の小競り合いがたまに起きる。
 最近雨の降る量が年々減ってきてるせいか、各地で雨乞いが流行っている。ちなみに、降水量減少の理由は不明。

 古きを重んじる傾向のため、あまり異国の文化を取り入れようとしない。

|||登場人物
◆ルシカ=ヴィリー

髪の色目の色
風の国の小さな村出身の少女。
明るく前向きな性格。ちょっと頑固な面も。
強い光魔法を体内に宿した“天使の贈り物”。
雨乞いの儀式のため、姉が生贄にされるのを阻止するべく雨を降らす方法を探して旅をしている。
旅の途中でグリフィカやリミルに出会い、何でも願いを叶えるという“三王の玉”に希望を求め、彼らと玉を探し始める事となる。
◆グリフィカ=アリ

髪の色/目の色
ある理由により滅んでしまった村の唯一の生き残り。
偶然村を通りかかった盗賊に命を助けられた事から、将来盗賊になりたいと思っている。
旅の途中のルシカと出会いなんだかんだで旅に同行するようになる。
基本的に自由奔放で思いつきで行動することが多い。
いきあたりばったり生きているが、生きようという気持ちは人一倍強い。
◆リミル

髪の色/目の色
砂漠のオアシスに住む妖精。
自分の身の丈もあるようなハンマーを余裕で振り回すが、彼女の一族ではこれがいたって普通。
好奇心旺盛でオアシスの外に興味があったリミルは、オアシスに立ち寄ったルシカとグリフィカに強引に旅の仲間に入れてもらう。
見た目は小さくて可愛いがルシカ達より年上。
||| その他あれこれ
▼三王の玉

 何でも願いを叶えてくれると伝えられる宝玉で、“風の玉”、“雨の玉”、“竜王の玉”の三つを合わせて三王の玉と呼ばれる。
 大昔に長期間雨が降らず人々が困り果てた時、天へ祈りを捧げたところ、空から三王の玉が飛来し雨を降らせたことから、宝玉に祈りを捧げると願いを叶えてくれると伝説として現在も風の国で語り継がれている。


▼天使の贈り物

 普通の人より体内に強い聖魔法を持っている者の俗称。
 普段は一般人と特に違いが無いが、聖魔法を使う時瞳の部分が青く輝く。
 反対に闇魔法を体内に多く持っている者は悪魔の堕とし子と呼ばれる。



戻る


■Copyright c botanaoki. All rights reserved.■
inserted by FC2 system